昨年2021年は、シンプルを追求したミニマリズムやモーションインタラクティブといった、ユーザーへの訴求方法をメインにトレンドが動いていきました。
では、今年2022年現在のトレンドはどうなっているのでしょうか?調査する中で、筆者は昨年と比べて大きな変化があったと感じています。
この記事では、特に多くみられたトレンド7選を紹介いたします!この記事を読まれる方は、Web制作を学習中の方や、Webサイトのデザインのトレンドをつかみたい方だと思います。
Webサイト制作の参考に、ぜひ最後までお付き合いください。
調査参考サイト:
SANKOU! Webデザイン制作の参考になる国内のステキなサイト集
The FWA-Awards
出典:https://www.suntory.co.jp/rtd/horoyoi/
最初にご紹介するのは、スマホ幅のスクロールデザインです。
大きな画面サイズでも、中央にモバイル版のデザインを配置し、左右にスペースをあけています。また、中央のスクロール部分に情報が詰め込まれていますが、左右に大きなスペースが取られているため、窮屈さは感じません。
このデザインのWebサイトが2022年では大きく増えてトレンドとなっていると感じました。
次は、縦スクロールとは反対に、横スクロールデザインを紹介いたします。
横スクロール、といっても通常のWebサイトのように縦にスクロールします。しかし、画面は横向きにスライドされていきます。ページを捲るように、本を読んでいるかのような効果をユーザーに与えるデザインです。
次は、パララックスです。
これは、一昔前の手法だと言われていますが、2022年では再びトレンドになっています。
パララックスとは、画面内で階層を作り奥行きを感じさせるデザインです。主に、背景の上にかぶさる形でサイトの情報などが出てきます。
背景もしっかり見せつつ、平面的なWebサイトに奥行きを持たせ、立体的に見せることができます。
出典:https://www.nipponpapergroup.com/sustainableproducts/
次のトレンドは、2Dイラストです。
3Dや写真ではなくイラストで表現することによって、非常に温かみを感じるデザインです。あしらいだけでなく、サイト全体をイラスト調にすることで遊び心も感じます。
次は、2Dイラストと関連があるアニメーションのトレンドです。
前項で紹介した2Dイラストに加えて、そのイラストに動きをつけたアニメーションを用いたデザインもトレンドとなっています。
ポップさを感じる2Dイラストにアニメーションが加わることで、さらにサイト全体に動きを出すことができることが特徴です。また、動きによって訴求したい内容をより視覚的に訴えることができます。
出典:https://www.kubota.com/futurecube/
次は、2Dから発展して3DCGのトレンドです。
3Dオブジェクトを使った近未来的なデザインが特徴。そして、このデザインは日本国内というよりは、海外で大きなトレンドとなっていると感じます。
立体的な3DCGでユーザーにWebサイトへの没入感を与える効果が期待できます。
出典:https://www.goodthewhat.com/
最後に、紹介するのはシンプルのトレンドです。これは昨年のトレンドであるミニマリズムと同様のものと考えられます。
黒と白を基本としたモノクロ調に、たっぷりと余白をとり、過度な装飾を省いています。これにより、洗練されたというイメージをユーザーに持ってもらう効果が期待できます。
いかがでしょうか。
昨年から引き続きのトレンドもありますが、縦と横スクロール、2Dと3Dのように対比となっているトレンドが多いと感じます。また、ユーザーへの見せ方の変化やWebサイトという平面を立体にするような、画面の壁を超えようとするトレンドが多くみられました。
しかし、まだ2022年は後2ヶ月残しているので、ここから大きなトレンドが生まれる可能性もあります。
Webサイトの流行をつかめるように、調査参考サイトなどを参考にしてトレンドを逃さずチェックしていきましょう!
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