Web制作

メタディスクリプションとは?SEO効果を高める書き方

メタディスクリプションはWebサイトを制作する際、または改善する際に注力すべき箇所のひとつとされています。では、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。

今回は、メタディスクリプションは重要なのか?SEO対策として有効であるのかをお伝えしたいと思います。

メタディスクリプションを意識してWeb制作に取り掛かっていますか?実は、マーケティングの話だけではありません。Webサイト制作に携わるすべての人が意識するべきことです。

Web制作はデザインだけではない

意識する点はデザインやUX・UIだけではありません。大切なのは、多くの人に見てもらえるかどうかです。言ってしまえば、どんなに良いデザインのサイトが完成したとしても見てもらえなければ、意味がないということです。

そもそも私たちは多くの見込み顧客との接点を得るためにWebサイトを制作し、集客・収益を目的としています。つまり、いかに多くの人の目に留まるかでWebサイトの価値は変わってきます。

見たくなるような工夫

では、多くの人の目に留まるWebサイトにするためにはどうしたらいいのでしょうか。

自分に置き換えるととてもわかりやすいです。私たちは検索時にキーワードを入力し、表示されたタイトルとその下に記載された説明文を見て、そのコンテンツを読むか否か判断します。

その判断基準は自身の問題や疑問を解決してくれる内容が記載されているかどうかです。これを考えるとタイトルとその下に表示された説明文が重要であることがわかります。

その説明文が『メタディスクリプション』です。

メタディスクリプションとは?

Webサイトやコンテンツの内容を説明した文章のことです。写真のように検索結果のタイトルの下に記載されている部分のことです。

メタディスクリプションとは?

メタディスクリプションは「ユーザーに内容をわかりやすく伝えること」を目的としています。

メタディスクリプションの重要さ

Google検索の基本事項を確認してみると、特にディスプリクションについては何も触れられていません。このことから表示順位に直接的な影響を与えることはないとされています。

しかし、メタディスクリプションは設定が不要という意味ではありません。それは、Googleの検索セントラルでも記載されています。

説明はコンテンツを正確に表したものにしてください。メタディスクリプションは、ユーザーが見るページには表示されないため放置されがちですが、質の高い説明は Google の検索結果に表示されることがあり、検索トラフィックの質と量の改善に大いに役立つ可能性があります。

メタディスクリプションを設定することには理由があります。

クリック率を上げる

検索意図に沿ったメタディスクリプションを設定することで、クリック率を上げる効果があります。先ほどもお伝えした通り、多くの人は検索した際、タイトルとメタディスクリプションを見てそのコンテンツを見るかを判断します。そのため、検索意図に合った内容を記載すればクリックしてもらえる機会が増えます。

Google検索エンジンに内容を伝える

Googleが公式にサポートしているメタタグです。適切に設定することでページの内容を検索エンジンに伝えることができます。

メタタグとはWebサイトの情報を記載するタグのことです。メタタグを記載することで「このWebサイトにはどんな情報が載っているのか」を検索エンジンやブラウザに伝えることができます。

引用:Google検索セントラル

ページの内容がメタディスクリプションにしっかりと反映されていないと正確に認識してもらいにくくなります。適切に設定することが大切です。

メタディスクリプションの書き方

ページの説明文と言っても、書き方にはポイントがあります。きちんと把握して、効果を高めていきましょう。

3つのポイント

①SEO対策キーワードから始める

Webサイトやコンテンツで、検索上位を狙いたいキーワードはなんですか?自社が目標としているキーワードを選定し、それを冒頭に持ってくるようにしましょう。適度なキーワードは検索クエリとの関係性を高めることができます。

また、キーワードを冒頭に持ってくることでユーザーの目にも留まりやすく、クリック率向上に繋がります。

②簡潔に表す

設定した内容が全て表示されるわけではなく、表示される文字数には制限があります。

PCであれば全角130~140文字、スマホでは約80文字です。その限られた文字数の中でいかに伝えることができるかがポイントです。伝えたいことを簡潔に記載することを意識しましょう。

③ページごとに内容を変える

サイト内の全てのページで同じディスクリプションを使いまわしているケースもありますが、おすすめできません。同じでいいのであれば、ページは1つで良いはずです。

それぞれページの内容が違うのであれば、ページごとに異なった内容のメタディスクリプションを設定すべきです。

注意点

キーワードを使いすぎない

キーワードを入れることはクリック率向上のためにも必要ですが、逆に使いすぎはGoogleの評価を下げることになります。類義語を含めて3つまでに収めて設定しましょう。

必ずしも反映されるわけではない

メタディスクリプションを設定しても、Googleの判断により反映されない場合があります。タイトルと内容が合ってない場合や検索意図に沿ってない内容であるとGoogleが自動的に検知して表示されます。その場合、機械的にテキストを抜き出すことになります。そのため、自分の意図した内容とはことなる説明が表示されることもあります。

伝えたいことを検索意図に沿っているかどうかを考えるようにしましょう。

まとめ

メタディスクリプションの設定はSEO検索順位の上位表示に関係があるかと言われると直接的な影響はなさそうです。しかし、Googleアルゴリズムは本当に多くの要素を含んでおり、誰も正確に把握できていないことも事実です。大切なのは検索意図に合った内容を設定しているかどうかです。直接的な影響はなくても、クリック率向上など間接的な影響はあります。

Webサイトを制作する際、または改善する際にはぜひメタディスクリプションも意識してみてください。

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マーケティング スタッフ

マーケティング事業部

サイバーブリッジでマーケターとして働くスタッフが執筆しています。

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