デジタルマーケティング

デジタルマーケティング戦略のポイントは?

デジタルマーケティングは今の時代に欠かせないマーケティング手法です。SNSを活用する企業は当たり前になってきています。しかし。やみくもにチャネルを増やすだけでは、充分な成果は得られないでしょう。そこで今回はデジタルマーケティングの戦略の基本をお伝えさせていただきます。

顧客との関係性を強化することこそがデジタルマーケティング

従来であればWebサイトやメールの活用に限られていました。しかし、今ではスマホ時代。モバイルデバイスやテクノロジーから得られる情報の活用が戦略の上で要となります。その膨大なデータを活用して、顧客との関係性を強めていくことこそがデジタルマーケティングです。

デジタルマーケティング戦略の種類

  • メールマーケティング:メルマガ配信
  • ソーシャルメディアマーケティング:SNSでの情報発信
  • コンテンツマーケティング:コンテンツの提供
  • SEMとSEO:キーワード対策
  • モバイルマーケティング:モバイルフレンドリー化

これらのマーケティング手法に対してどのように戦略を立てていくかです。ちなみに各手法の戦略の取り入れ方は下記の記事で紹介しています。

戦略の立案の際にはここの設定が肝

今回は各手法共通した着目すべき点をご紹介させていただきます。デジタルマーケティング戦略の立案に必要な項目はこのようになっています。

  1. 目的の明確化
  2. カスタマージャーニーマップ作成
  3. KPI設定

1.目的の明確化

活動を通じてどのような成果を得たいのかを具体的に定義する必要があります。運用の方向性の決定や正確な成果を得るためにも設定していきましょう。

目的を明確にするということはすなわち、目標の設定とも言えます。まずは、デジタルマーケティングの戦略の第一歩として目的を明確にすることがとても大切です。

目的を明確化できたら、成果を計る指標と数値目標の設定を行います。例えば「新規顧客数を20%増やす」などが挙げられます。最終的なゴールを具体的に決めていきましょう。

2.カスタマージャーニーマップ作成

顧客が商品やサービスを認知し、購入するまでの道筋を指します。流れは【認知→調査→比較・検討→購買】です。カスタマージャーニーマップを作成を通して顧客にどのような行動をとってもらい、最終的なゴールに繋げるかの設計します。戦略立案の際、この一連の流れを旅となぞらえることで、顧客目線を確認、改善することができます。

3.KPI設定

施策を評価するためのKPIを設定します。

KPIは『何を・どれくらい・どの期間までに達成するのか』を数値で表したものです。「Key Performance Indicator」すなわち「重要業績評価指標」のことです。ちなみに用いられることが多い指標はCVR(コンバージョン率)やUU数(ユニークユーザー)、PV数(ページビュー)などが挙げられます。

KPIを設定することで各施策の効果測定ができ、改善を継続的に行うことができます。

計測可能な数値設定をし、把握することで効果測定ができますよね。その結果を分析したり施策の改善に活かし、戦略をブラッシュアップしていきましょう。

忘れてはいけない戦略における重要ポイント

より高い効果を得るためには次のような戦略のポイントを押さえて取り組む必要があります。

顧客を理解し「適切」なメッセージを届ける

デジタルマーケティング戦略の手法はさまざまありますが、顧客に受け入れてもらえる適切なメッセージを届けることが重要となります。これには顧客の好みや行動を深く理解することが大切です。自分よがりではなく顧客に寄り添ったメッセージを届けることで、つながりをより強固なものにすることができます。

ニーズに合った「最適」なアプローチを行う

それぞれ趣味嗜好が違い、一人ひとりニーズは異なります。興味のないことを提供されてもノイズでしかありません。CRMツールを活用し、似た属性の顧客をリスト化し、その人に合ったアプローチを行うことでより届きやすくなります。

データを「最大限」活用し試行錯誤する

あらゆる接点で得られる顧客データや施策の結果から見れるマーケティングのデータを最大限活用していきましょう。そこで分析ツールを使うと結果を可視化できるため便利です。どうして良かったのか、なぜ良くなかったのか、改善できるところはどこなのか。データを活用して分析・評価をしていきましょう。

デジタルマーケティング戦略の今後注目すべきはここ

デジタルマーケティングはこれからさらに進化を遂げていくでしょう。対面でのやり取りも少なくなり、Web上で行えることが当たり前になりました。また、AIが社会に浸透していき、細やかに顧客のニーズを満足させるコミュニケーションが可能になります。

そこで注目すべきデジタルマーケティング戦略は以下の通りです。

ウェアラブル

ウェアラブルとは

着用できる・身に着けられるという意味。Iot用語では「ウェアラブルデバイス」といった使われ方をし、身に着けて使用する情報機器の総称を指します。

引用:ウェアラブル(wearable)とは – IoT用語辞典 – キーエンス

Apple WatchやGoogle Glassといった普段身に着けている端末の活用です。これにより消費者は意図的に情報アクセスすることなく、広告と接近します。そのため顧客と私たち企業との壁を取り除いたマーケティングが実現します。

VR

VRとは

「Virtual Reality」の略。人工現実感や仮想現実と呼ばれる。仮想でありながらもあたかも現実であるかのように感じられる体験ができます。

ゲームなどのエンタメ分野のイメージが強いですが、実はデジタルマーケティングでも用いられることが増えています。実際に家具メーカーや不動産業界で行われています。店舗に足を運ぶ前に仮想空間の確認ができ、購入のイメージがしやすい環境があります。顧客のニーズにあった活用方法ですね。

アドテクノロジー

アドテクノロジーとは

広告配信の効率を上げるためのシステムのことです。アド=広告+テクノロジーの造語になり、広告配信を高度にシステム化したもの全般を指します。

引用:アドテクノロジー(アドテク)とは?種類を解説

インターネット上のユーザー閲覧行動をもとに、最適なターゲット層へ広告を配信することができます。効果測定がしやすく、費用対効果を把握しやすいことが特長です。

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マーケティング スタッフ

マーケティング事業部

サイバーブリッジでマーケターとして働くスタッフが執筆しています。

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