企業公式アカウントをお持ちであれば、ぜひ活用していただきたい「ビジネスアカウント」。個人アカウントとの違いや設定方法まで、ノウハウを解説させていただきます。
Instagramのアカウントには、大きく分けて2つあります。一つは一般的に使われる一般アカウントと企業やクリエイターが使うプロアカウントです。プロアカウントでは一般アカウントではできない、広告の出稿やコンテンツの分析などが行えます。その中でもプロアカウントは「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2つに分けられます。
プロアカウントへの切り替えは無料で行うことができ、審査等は必要ありません。企業や有名人、クリエイターが利用していることが多いですが、一般人も使用可能です。
・ビジネスアカウントは主に企業や事業主、販売業をしている方が利用しているタイプです。こちらではプロフィールにお問い合わせに関するツールボタンの表示やショッピング機能が搭載されています。また、「料理を注文」「予約する」といった店舗向けのアクションボタンも設定することができます。
・クリエイターアカウントは有名人や著名人、インフルエンサーなどがよく利用しているタイプです。プロフィールに連絡先を表示することができます。
プロアカウントは一般アカウントではできない便利な機能があります。主な機能は下記の4つです。
それぞれ詳しく説明させていただきます。一般アカウントとの違いについてしっかり把握していきましょう。
プロアカウントでは、名前の下に「商品・サービス」などカテゴリを表示させることができます。このカテゴリは自社がどんな会社であるのかをアピールすることができます。必要でなければ、非表示にすることも可能です。
この機能が一番大きいのではないでしょうか。インサイトとはInstagramに搭載されている分析ツールのことです。投稿のリーチ数やプロフィールアクセス数だけでなく、フォロワーの年齢層や所在地など細かく確認することができます。商品やサービスを提供する際に、自社が発信しているコンテンツが果たして正しく届いているのかなど検証できるためとても重宝します。
有料の広告を出稿することができます。Facebook経由で広告を出すことができますし、Instagramの投稿から出稿することもできます。目的に合わせて活用できます。
Facebookアカウントと連携させることで、広告を出す際に細かくオーディエンス設定ができます。そのほか、連携にすることによって同時に投稿することも可能です。
ここまで説明した通り、プロアカウントに変更するメリットはたくさんあります。しかし、正直デメリットもあります。デメリットはこちらです。
投稿の範囲を制限したい場合や特定のユーザーのみ情報を発信したい場合には向かない可能性があります。個人アカウントでは本当に多くの音源が使用可能で、自由に楽しむことができます。しかし、ビジネスアカウントでは著作権の関係もあり、使用できる音源が制限されています。
ここまでプロアカウントについて説明させていただきました。自社のアカウントをプロアカウントに設定したいと思った方はぜひ、ここから一緒に設定を進めていきましょう。
流れは下記の写真の通りです。
個人アカウントではできないことができるようになるのが、プロアカウントです。集客に必要なマーケティングの面でとても重宝するインサイト閲覧が一番のメリットではないでしょうか。自社アカウントをより良いアカウントにするべく、何をすべきなのか。ユーザーに楽しんでもらえるコンテンツになっているのかを分析することができます。まだ、ビジネスアカウントに変更していないようであれば、ぜひ変更して実際に使ってみてください。
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