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現役デザイナーがデザインを考える時に注意していることを紹介

デザインとは

デザインとは、「美しさ」や「使いやすさ」などの狙いを実現するために創意工夫することを主に言います。

「美しさ」や「使いやすさ」の両方を兼ねた工夫の成果を反映させた見た目や機能のあり方のことを、デザインとまとめられます。

そして昨今、デザインに求められているのはユーザーがどう行動し、どう考えるかを詳細に予測することになります。

デザインの第一歩

まず、デザインをする前に必要なこと、それは問題提起です。

不都合・不満を見つけた上でその原因や改善点を探ります。「こうすると解決する」「もっとああいうものがあったらいいな」というような、課題の具体的な解決方法をアウトプットするのです。

解決手法についてより詳しい話をすると、人間の認知能力を知り、「最適を探す」ことを指します。

デザインは常に完成することはなく、「こうくるか」と思わせるようなより良いものが今後も増え続けると私は考えます。

デザインのポイント

デザインする上で常に念頭に置くべき考えがあります。つまるところ、人間のためのものであることを忘れてはいけません。

  • 目的と手段が入れ替わっていないか

例えば、便利で画期的なティッシュケースを作ったが、その利便性の為に中に収納できるティッシュのサイズが限られたとします。

そうすると、目的は「ティッシュを収納して保護する」ことから「ケースのサイズに合うティッシュを探す」ことにすり替わってしまうのです。

最初に設定した目的と手段を見失ってしまうと、ユーザーからの価値は大きく下がってしまいます。

  • 使う人に対して優しいか

どれだけ便利な機能が備わっていても、ユーザーが使いにくいものは長く使用はされません。

事前の登録作業に時間がかかりすぎるものや、目的の機能を使うまでの準備に労力を課すものが例に挙げられます。

デザインを利用するその前後をいかにスムーズにするか、つまり「面倒」と思わせないようにすることが重要なポイントになるのです。

まとめ

以上になりますが、デザインとは目的のために一緒に作り上げることです。

相手の問題に向き合い、その立場になって考える。相手を分析して、相手のために最後まで形にする。

相手が思考を持った人間であることを忘れずその立場になって作り上げることが、デザインにとって重要であり、より良いものを作り上げる第一歩になります。

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スタッフ

Webデザイナー

サイバーブリッジでWebデザイナーとして働くスタッフが執筆しています。

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