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モバイルフレンドリーテスト | あなたのWebサイトはモバイルフレンドリーですか?

今回の記事は、”モバイルフレンドリー”、モバイルフレンドリーテスト、さらに、モバイルフレンドリーなWebサイトを持つことの重要性についてご案内します。

もし、どのようにしてモバイルフレンドリーなWebサイトのデザインを作るのか?について知りたい場合は、我々のUI/UXデザイナーまでご相談ください。

モバイルフレンドリーでレスポンシブWebデザインを持つことは、検索結果の上位表示に繋がる要素になります。Googleの検索アルゴリズムでは現在、あなたのWebサイトがモバイルフレンドリーデザインがどうかをチェックしています。

Statista.comによれば、2020年8月時点でモバイルインターネットのトラフィックは全体の56.89%にのぼります。

参考記事: https://www.statista.com/topics/779/mobile-internet/#topicHeader__wrapper

そして、全世界のインターネット利用者の90パーセント以上が、なんらかのモバイル端末を利用していて、この数字は日々伸び続けています。

下のグラフをご確認下さい。

2021年1月時点で、46.6億人ものインターネットユーザがいます。その内の43.2億のインターネットユーザがモバイル端末を使用してワールドワイドウェブにアクセスしているのです。

参照: https://www.statista.com/statistics/617136/digital-population-worldwide/

モバイルフレンドリーとはどのようなものなのか?

世界中の人々が使用しているモバイル端末には様々なサイズやOSがあります。

Webサイトをあらゆる端末やOSに対して最適な状態で表示させることをレスポンシブデザインといいます。

あなたのWebサイトがレスポンシブデザインという理由だけでは、モバイルフレンドリーなWebサイトであるということにはなりません。

たた、モバイルフレンドリーなWebサイトであるために、あなたのWebサイトはいくつかの基準を満たす必要があります。

数年前のモバイルフレンドリーなWebサイトといえば、どれも全く同じに見えるようなデザインや構成でした。

最近では、要件定義も改善されたこともあり、モバイルフレンドリーなサイトは、デスクトップパージョンとは異なるデザイン、よりモバイルに最適化されたデザインのWebサイトが出るようになりました。

あらゆるモバイル端末で綺麗に動作するWebサイトがモバイルフレンドリーなWebサイトと考えられるようになっています。

このような考え方は、Webデザインと開発の過程でしっかりと考慮する必要があります。Webデザイナーが、あなたのWebサイトをモバイルフレンドリなデザインにしてコーティングしていきます。

なぜモバイルフレンドリーなWebサイトが必要なのか?

想像して思い返してみてください。あなたはこれまで何度、表示速度が遅く、テキストや画像が小さかったり、レイアウトが崩れていたり、サイトが見づらいことで、モバイルサイトを閉じた経験はありませんか?

モバイル端末の小さい画面はただでさえ、見づらく、疲れてしまいます。なので、モバイルに最適化されていないサイトに関しては、すぐに閉じられてしまうのです。

モバイルフレンドリーデザインによってWebサイトの全体的な離脱率を下げる効果があります。

Googleサポートによれば、もしあなたのWebサイトがモバイルフレンドリーでなければ、サイト訪問者の離脱数は5倍ほどになる可能性があるとのことです。

冒頭に、90%以上のユーザはモバイル端末でインターネットに接続しています。従って、もしあなたのWebサイトがモバイルフレンドリーでなければ、どのくらいのユーザがあなたのWebサイトから離脱するでしょうか?ぜひ想像してみてください。

モバイルフレンドリーについて、意識をしていない場合は、今すぐ行動に移すべきでしょう。

2015年の4月の話に遡りますが、Googleは検索セントラルブログの中で「モバイル フレンドリー アップデートを開始します」というコンテンツをリリースしています。

この中でGoogleは「モバイルフレンドリーなWebページは検索結果の上位に表示させる」とハッキリ述べています。検索結果の上位に表示させる要素は、モバイルフレンドリーだけではありませんが、大きな要因であることは間違いありません。

なので、もしあなたのWebサイトがモバイルユーザエクスペリエンスに対応していないのであれば、検索アルゴリズムはあなたのWebサイトを無視するでしょう。

もしあなたのWebサイトがモバイルフレンドリーならどうなる?

モバイルフレンドリーなWebサイトにするには、いくつかの要件を満たす必要があると、冒頭にお伝えしました。

それらの要件について一つずつ紐解いて確認していきましょう。

カスタマーの視点に沿ってこれらの要素を確認することを怠らないで下さいね。

あなたの未来のお客様はモバイル端末を使用して、様々な疑問や課題を解決するためにあなたのWebサイトを訪れます。

なので、もしあなたがカスタマーに関連する情報をWebサイト上で提供する場合は、表示速度を早く、シンプルな内容にして、ビジュアル的にも魅力的なものにする必要があります。

Website load time サイトをロードするまでの時間

Webサイトのローディング時間はモバイルフレンドリーエクスペリエンスのメインパートです。例えば、あなたの見込み顧客があなたのWebサイトを訪れたときのことを想像してみて下さい。Webサイトが表示されるまでに永遠にロードしていたらどうでしょうか?ユーザはイライラして「閉じる」を押してしまうでしょう。そして、検索画面にインデックスされている、競合他社のサイトを訪れることになります。

Googleの調査によれば、サイトの表示速度が1秒から3秒になると、直帰率が32%増加して、6秒になると106%増加するというデータがあります。

あなたのビジネス情報が格納されている箱、すなわちサーバのメンテナンスが重要になってきます。

Webサイトの表示時間については、軽視されがちですが、しっかりと目を向けていく必要があります。

簡単なナビゲーション

モバイル端末では、デスクトップサイトの詳細、アニメーション、画像などを表示させることはできません。

デスクトップや他の大きなスクリーンと比べるとモバイルのスクリーンは小さいものです。

なので、モバイル端末に適した形でWebサイトを簡素化することは、モバイルフレンドリーなWebサイトを構築するためには、とても賢いアイデアです。

もしWebサイトに表示されているテキストが小さく、全てのパート単位で拡大するようなサイトなら、ユーザは確実にフラストレーションが溜まり、サイトから離脱するでしょう。

表示させるデータをシンプルかつスクリーンサイズに対して最適化しましょう。そして、不要なデータを精査して取り除き、シンプルで分かりやすいWebサイトを目指します。

ユーザフレンドリーなCTA

Webサイトを制作する時に、私たちは自分たちのビジネス内容を羅列していきます。ビジネスの紹介と同じくらい大切なのが自分たちのWebサイトを訪れたカスタマーに対して”何かしら”のアクションを起こしてもらうことです。

ページをスクロールして、商品やサービスを理解してもらい、コンタクトフォームに記入してもらうことや、ニュースレターやメルマガ登録をしてもらう必要があります。

そこで、私たちは戦略的に自らのWebサイトを作り込む必要があるのです。カスタマーエクスペリエンスが充実したモバイルフレンドリーなデザインを用意すれば、必然的に長時間サイトに滞在してもらえるようになるのです。

モバイルフレンドリーテストとは?

モバイルフレンドリーテストはWebサイトの”モバイルイルフレンドリー度合い”のチェックのことで、Googleから提供されているツールを使用します。「モバイルフレンドリーテスト」と検索エンジンに入力すれば、検索結果から直接URLを入力してテストすることができます。

または、https://search.google.com/test/mobile-friendlyをクリックしていただければモバイルフレンドリーテストのツールにアクセス可能です。表示されたら、テストしたいWebサイトのURLを入力してテストしてみましょう。

モバイルフレンドリーテストはGoogleサーチコンソールの機能の一つです。Googleサーチコンソールの登録が完了していれば、同じような調査を行うことができます。

モバイルフレンドリーテストの結果は1-2分で出ます。このテストでは、実際にURLのWebサイトを調査して、どの程度、簡単に素早く(サイトのローディング時間)ユーザがアクセスすることができるかを測定して、モバイルデバイスにおけるネガティブなページと適正なページを教えてくれます。

こちらがモバイルフレンドリーテストの結果の一例です。問題がなければ、「ページはモバイルフレンドリーです」と表示されます。

あなたのWebサイトがモバイルフレンドリーかどうか、一度確認してみて下さい。もし、あなたのWebサイトがテストにぱすしなければ、それは、あなたのWebサイトが検索結果画面の上位に表示されにくくなっていることを意味すると同時に、あなたのWebサイトを訪れたユーザが、サイトの閲覧を放棄する可能性が高くなります。それくらいサイト内でのユーザエクスペリエンスは重要なのです。

結果を深刻に受け止め、もし専門のコンサルタントのサポートが必要だと感じたならば、気軽に私たちにご相談下さい。

以下のリンクをクリックして必要事項を入力して送信して下さい。

サイバーブリッジへの問い合わせフォームはこちらからアクセスできます。

このツールはインターネット上で利用できるツールの一つです。他にも、有料無料問わず”あなたのWebサイトがモバイルフレンドリーかどうか”をチェックするツールは沢山あります。

ただ、Googleのモバイルフレンドリーテストツールは検索エンジンの独占企業であるGoogleが自身のWebサイトに対してモバイルフレンドリーかどうかを調べるためのツールですので、これを機に利用するのがベストな選択だと私は思います。さらに、Googleが提供しているSEOツールに関して詳しく知りたい場合は『SEOツール : Google7つの神器 (Google SEOのためのコンプリートガイド)』をご確認下さい。

まとめ

モバイルフレンドリーなサイトを目指すべき理由として様々な統計データがあります。それは、どうしてGoogleの検索アルゴリズムがモバイルフレンドリーなWebサイトを検索結果画面にランキングさせるのかという様々な理由になります。

自分達のビジネスの目標を達成させるために、Webサイトに訪れるターゲット設定が必要になります。そしてまた、Webサイトを訪問してくれたユーザに対して素晴らしい体験(ユーザエクスペリエンス)を提供して次のアクションを起こさせる必要があるのです。

ですので、私たちはモバイルフレンドリーなWebサイトをどのようにデザインするべきかをお伝えしてきました。まずは、Googleが提供するモバイルフレンドリーテストツールの結果を確認してみて下さい。

サイバーブリッジのUI/UXチームでは、Webサイトの表示速度を上げる方法、簡単なナビゲーションを設計し構築する方法、様々な端末に対応するレスポンシブデザインの構築に対する経験と専門知識があります。

サポートが必要な場合は、以下の問い合わせフォームより必要事項をご記入していただき、送信ボタンを押してお待ち下さい。

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    この記事を書いた人

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    櫻井 邦則

    代表取締役

    1982年生まれ。 趣味はブログとゴルフ。 ブログでは検索スコアを上げるために、ゴルフではスコアを下げるために日々奮闘しています。

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