デジタルマーケティング

Google広告でランディングページのA/Bテストを行う方法

ランディングページとは、検索結果や広告などを経由して、ユーザーが最初にアクセスするページのことです。略してLPと称されることもあります。ランディングページは作成して終わりではなく、効果を測定していかなければなりません。また、改善し、よりよいランディングページにしていく必要があります。

そこで今回は、ランディングページのA/BテストをGoogle広告で設定する方法についてご紹介します。

ランディングページのA/Bテストはなぜ必要なのか

そもそもA/Bテストとは何かをご存知ですか?

これは、異なる複数のページを同条件で表示させ、一定期間の集計データを基に「どのパターンが最も効果が高いのか」を判定するものです。

ランディングページのA/Bテストが必要な理由

例えば、スクロールする読み応えたっぷりのランディングページがあったとします。しかし、ここまでのボリュームが必要なのか?などを計測をするために、スクロールせず、フォームのみのランディングページを用意し、テストするといったものです。

どちらが一番コンバージョン率が高いのかを計測することで、成果の上がったページの要素を取り入れることができますよね。このように、コンバージョン率の改善に繋げるためにもA/Bテストは必要なのです。

ランディングページのA/BテストをGoogle広告で設定する方法

先ほどもお伝えしましたが、ランディングページのA/Bテストとは同条件で複数ページを検証するものです。

ですから、Google広告の見出しや説明文、キーワード等は変更せず、ランディングページのみを変更し設定していきます。今回はランディングページAをベースとし、テスト用をランディングページBとさせていただきます。

Google広告の設定は以下の手順で行うことができます。

1
テストを作成する

2
広告のランディングページを変更する

3
スケジュールを作成する

テストを作成する

すべてのキャンペーンを選択した上で、左側のメニューから「テスト」押下します。すべてのテストが表示されている画面の左上にある「+」マークを押下します。するとしたのような画面に切り替わります。

カスタムテストを選択する

「カスタムテスト」を選択します。次にキャンペーンタイプを選択しましょう。今回はランディングページAが検索なので、同様に検索を選択します。続いて「続行」を押下。次のページでこのような表示が出てきます。

キャンペーンタイプを選択する

テスト名を入力、必要であれば説明も入れましょう。

基本となるキャンペーンを選択していきます。今回はランディングページAがベースなので、そのページがで設定されているキャンペーンを選択します。「保存して続ける」を押下。

広告のランディングページを変更する

ベースとなるランディングページが設定されているキャンペーンを選択

広告とアセット内の「広告」に該当のテストキャンペーンが表示されているはずです。広告欄にカーゾルを合わせると「編集」というペンマークを押下します。

ペンマークをクリック

次の画面でランディングページBのURLを設定します。

テストしたいランディングページを貼り付ける

そして、「広告を保存」を押下します。

スケジュールを作成する

青いラベルのような所に「schedule」と表示されていますので、こちらを押下します。

scheduleをクリック

するとテストの目標など、入力していく画面に移行します。

  • テストの目標
  • テストの分配比率
  • ウェブテスト期間

を設定できます。

設定と注意点

「テストを作成」を押す前に注意点が一つ。

それは「同期を有効にする」をオフにすることです。オンにしてしまうと、このテストの変更点が上書きされてしまいます。今回で言えば、テストで設定したランディングページBがベースのキャンペーンのURLに反映されてしまいます。テストの段階ですので、同期はオフにしましょう。

最後に「テストを作成」を押下すれば設定が完了です!お疲れさまでした。

Google広告のカスタムテストとは?

今回ご紹介したカスタムテストは、元のキャンペーンからカスタムテストを作成し、元のキャンペーンの掲載結果とテストの掲載結果の推移を比較できるものです。テストでは、元のキャンペーンのトラフィックと予算を共有して、キャンペーンに加える変更を試します。これにより、費用対効果の高い方法を判断するのに役立てることができます。

さいごに

高い効果を得るためには、改善を繰り返していかなければなりません。Google広告のカスタムテストを活用すれば、簡単に効果測定が行えます。今回の手順でぜひ、ランディングページのA/Bテストを行ってみてください。

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マーケティング スタッフ

マーケティング事業部

サイバーブリッジでマーケターとして働くスタッフが執筆しています。

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